「えっと、透和。

こちらは私の父系側の従兄弟、
ちーくんです」



「ちーくん...

こちらは隣の家に住む
萩野 透和くんです」



急な自己紹介。



.................沈黙、芽夢はオロオロだ。



「あの、従兄弟とはいえ、
男女2人で泊まるのはどうなんですか?」


...芽夢と、二人っきりとか...。
羨ましいのもあるけど、あぶねぇ。



「ん〜?

勝手に家に入る君も どうかと思うけど?
俺は叔父さんに許可もらってるし♪」



「俺も芽夢の親父さんに頼まれてきたんだけど?」






「あ、ああああのっ!

ちーくん、カレー食べよっ!

と、透和も!ほらほら...!」


俺達を無理やりイスに座らす芽夢。



そして、キッチンにカレーを盛りに行った。