「お疲れ様!」


その声はなんと!結城くんだった!


(なんて眩しいのだろう!)


「これから、お隣さん同士よろしくね!」


私なんかがお隣さんでいいのだろうか?


そう思ってしまうくらい


なんとなく申し訳がない気持になった。


「よっ、よろしくお願いします!」


少し、噛んでしまったが、何とか


返事をすることができた。


「ふはっ!かしこまらなくていいのに!


気軽に結城ってよんでね!葵ちゃん?」


そう言った結城くんは、


とても楽しそうに笑っていた。