浅葱色の花

縁側に座る野宮を見つけた。


白い息を吐きながら降る雪を眺める野宮は今にも消えて無くなりそうだった。


「野宮、部屋に戻れ。」


消えてしまわないように部屋へ入れる。


火鉢をたき冷えきった手を温めてやった。


山崎が言ってたこと、何か聞き出すつもりでいたのに何も言えず頭を撫でて部屋を出た。


聞いたらあいつが壊れてしまいそうで。


山崎もいるし総司もいる。


もう少し様子を見てもいいか


なんて、"鬼の副長" らしくないことを思った。



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