突然、神さまは私をお姫様抱っこをしました。 私は慌てて神さまの首にしがみつきます。 ギュッと目をつむった次の瞬間、私は神さまの部屋へと帰ってきました。 これが瞬間移動というものですかね? 驚く間もなく、神さまは私を椅子に座らせてくださいました。 神さまはテーブルを挟んで向かい側に座りました。 「ルルちゃん、記憶は全部戻った?」 「はい、おそらくは」 「……そう。あの、僕のこと、嫌いになった?」 私を首を横に振ります。