『にゃーにゃー』

「ルルちゃんごめんね〜“もう少し”で元に戻れるからね!」

『にゃ?』


神さまはよく分からないことをおっしゃる。

そんなことよりも私と遊んでほしいな。

私に背を向けた神さまに向かって猫パンチ。


「ルルちゃん!? デレ期なの?!」


神さまは都合の良いように考えるみたい。

私はそんな神さまをほっといて “下僕” に駆け寄りました。

下僕は私のごはんをいつも用意してくれるの。

それに神さまも下僕を下僕って呼ぶから私も下僕って呼んでいます。