同居人

次の日 姉は休みだったらしく家でゆっくりとしてたらしい。

俺は あの友人と遊びに行く約束をしていて 出かけてたんだ。

姉「大分住み慣れてきたわね このボロ部屋」

私は 幸輔のベットで携帯をポチポチといじってたんだ。

すると 幸輔が気にしてる襖の中が妙に気になったんだ。

姉「エロ本でも溜め込んでるのか?」

私は ムクっと起き上がり 襖の前に立って 襖の取っ手に手をかけて 開けたんだ。

すると 布団が敷いてあってそこに 白装束を着た女の子がすやすやと寝てたんだ。

姉「誰っ?!」

美優「ふにゃ?」

私がびっくりして呼ぶと その白装束の女の子はビクッとして立ち上がったんだ。

その白装束の娘は 中間にある仕切りをすり抜けて立ち上がったんだ。

姉「何!?アンタ!」

美優「私の事見えるですか?」

姉「見えるけど・・・もしかして幽霊?」

私は そうじゃないと願いながら聞いたんだが 脆くも崩れ去った。

美優「はい 幽霊です💧」

姉「初めて見た!でも全然怖くないってか 可愛いー!」

美優「えっ?お姉さん?きゃっ!」

私は 抱きしめたんだけど スカッっと両腕が通り過ぎた。

姉「だよねぇ・・・可愛いから抱きしめたかったのに」

私が落ち込んだのを見ると その幽霊は手袋を渡してきた。

美優「手袋を付けると 触れるみたいですよ?」

姉「そうなの? 生身はダメなんだね」

私の服装は上がタンクトップだったから腕は生身だ カバンから 長袖を出してきて 手袋を付けたんだ。

そして 手をその娘に伸ばして ほっぺたを触ってみた。

ふにっ・・・

姉「触れる!どうして?あ〜柔らかい〜♪」

美優「ふにゅ 幸輔さんが見つけてくれたんです♪」

姉「あのバカ弟が?」

ふにふに・・・

私は触れる感動からか 話しながらもふにふに触り続けてるんだ。

美優「幸輔さんは 優しい人ですよ♪」

姉「あのバカ弟でも 褒めてくれると嬉しいよ あっそうだ! 改めて きゃー!可愛い!」

美優「えっ!?」

不意をつかれた 幽霊ちゃんに私はぎゅーっと抱きしめたんだ。

姉「柔らかい〜♪」

美優「お お姉さん💦あっ・・・柔らかいですぅ〜」

幽霊ちゃんは 私の豊満な胸に埋もれるくらい抱きしめた。

姉「もう可愛いなぁ〜♪ 幽霊ちゃんは名前なんて言うの?」

美優「美優ですぅ〜」

姉「美優ちゃんかぁ〜♪宜しくね♪」

美優「よろしくお願いしますぅ〜」

暫く美優ちゃんを可愛がっていたら 夕方になって そろそろ幸輔が帰ってくる頃だ。

美優「ふにゃ〜 こんなに抱きしめてくれて嬉しいですよぅ♪」

姉「何時でも抱きしめて上げるよ」

と私はニコッとしたんだ なんて言うか これは弟も知らないんだけど 私は男には興味が無いんだ 俗に言う百合で 美優ちゃんみたいな娘がストライクだった。

それから少しして 鍵が開く音がして 弟が帰ってきた。

幸輔「ただいま!って 美優?えっ?姉ちゃん?」

私と美優ちゃんを見て 弟は驚いていた。

姉「どうした?」

美優「幸輔さん!おかえりなさい♪」

幸輔「うん 姉ちゃんも見えるようになったの?」

姉「突然ね」

弟は カバンを下ろして話に参加してきた。

幸輔「美優の事 姉ちゃんもよろしく頼むよ 名前しか記憶がないらしくてさ」

美優「はい・・・」

姉「そうなんだ・・・思い出すまでここ居てもいいからね?」

幸輔「また 姉ちゃんは勝手に決める・・・でも そうだな 家に居てもいいよ」

美優「ありがとうございます」

こんな可愛い 美優ちゃんが居れば 出張の楽しみが増えると私は思った。

幽霊なのが残念 それだけがただ残念 そんなふうに私は思いながら美優を見てたんだ。

それで 弟が夕飯を作るとの事でキッチンに向かった。

美優ちゃんも 手伝います!と言い 弟の後をついて行った。

少しすると キッチンからトントン ジュージューと料理する音がしてきたんだ。

楽しそうに 料理する2人の後ろ姿を ぼーっと眺めてると ああ・・・美優ちゃんは弟の事が好きなんだなぁと思わざるを得ない。

私と話してる時と 弟と話してる時の表情と声色が違うんだ。

これだけは 弟に負けた感が強かった 私は 弟の姉だし美優ちゃんより 歳上な訳だから 我慢するしか無かった。