俺は お母さんの佐和子さんの強引な誘いで 初めて女の子の家へ遊びに行くことになった。

突然の事でパニックってたら 佐和子さんがクスクス笑って大丈夫よ そんなに気を使わないでね?と行ってくれたけど やっぱり緊張するし気も使うよ。

そして タクシーから降り 家に着いたんだけどこれまた大きい家であんぐりとしてしまった。

美優「幸輔さん?どうしたの?」

幸輔「み 美優の家・・・で デカイな・・・」

佐和子「さっ!そんな所に立ってないで どうぞ! お父さーん」

幸輔「うわぁ・・・美優」

美優「大丈夫です 一応上がりましょう?」

ここまで来たら 特攻してやると特攻精神で 玄関に入ったんだ。

美優「ただいまー!!」

幸輔「お邪魔します!」

俺と美優が玄関から家に上がろうとした時 リビングから父親らしき人がでて来た。

父「おかえり 美優と君は?」

幸輔「初めまして!幸輔と申します!」

父「君が 幸輔君か まぁ上がりなさい」

幸輔「はい 失礼します」

美優「お父さん!いつも通りにして!」

父「いいじゃないかぁ 娘が彼を連れてきたらこんな感じに対応したかったんだよぉ」

と父親はさっきまでの威厳がある話し方から 急に優しさに溢れる話し方になった。

奥から 佐和子さんの呼び声が聞こえた。

佐和子「あなた!美優!幸輔さん!早く来なさい!」

父「あっ!はい!」

美優「今行くよー!」

俺達は いそいそとリビングに入ると 佐和子さんが 人数分のコーヒーを作って待っていてくれた。

佐和子「コーヒーでも飲みなさい 幸輔さんは砂糖とミルクどうします?」

幸輔「あっ いりません」

俺はブラック派なんだ 美優はカフェオレでつか 家族揃ってカフェオレなんだ。

美優「よく飲めますね?苦くないですか?」

幸輔「苦くないよ?」

父「家の家族は 甘くしないとだめなんだよぉ」

とカフェオレを美味しそうに飲む 3人 甘党なんだなぁと思いながらコーヒーを飲む。

皆で雑談していると 父親がに質問されたんだ。

父「僕は 美優を大事にしてきたんだよ 幸輔君は美優を一生大事にしてくれるかい?」

美優「お父さん!」

幸輔「美優さん 大丈夫だよ お父さん 俺は美優さんを一生大事にする覚悟は出来てます!」

それを聞いた 父親は笑顔になりうんうん言っていたんだ。

父「母さん 今日はご馳走様にして 幸輔君も食べてってもらってもいい?」

佐和子「はい 良いですよ じゃあ仕込まなきゃね! 幸輔さん ゆっくりしててね!」

幸輔「はい!すみません」

美優「良いんですか? 幸輔 お父さんのわがままなのに」

幸輔「大丈夫だよ 良いお父さんだよ」

父「嬉しいのと言ってくれるね!」

そして 夕飯の時間になり 4人で食卓を囲んだんだ。

テーブルには 普通ではない食べられない様な 料理が並んでいた。

父「幸輔君は お酒飲めるかい?」

幸輔「あっ はい 飲めます」

父「そうかぁ 母さん!ビールもってきてー」

佐和子「はいはい!」

佐和子さんが 瓶ビールを持ってきた。

俺は 瓶を持ち父親の進めた。

父「ありがとう!」

コポコポと父親のコップにビールが注がれる。

佐和子「ほら 美優 ついであげなさい」

美優「うん! はい!幸輔さん!」

幸輔「ありがとう」

美優が俺のコップについでくれた そして皆で乾杯したんだ。

佐和子さんもビールで 美優はウーロン茶だった。

父親と俺はクーっと飲み干した。

父「いいねぇ もう一杯!」

幸輔「ありがとうございます!お父さんも!」

お互いに酌み交わした その光景を美優はニコニコ見てるんだ。

美味しい料理に 舌づつみし食べると物凄く美味いんだ。

幸輔「これ!めちゃくちゃ旨いです!」

佐和子「ありがとうね!」

父「母さんの料理は美味しいからねぇ もとコックだしね」

佐和子「昔の事よ」

美優「私の料理は お母さん譲りなんですよ」

だから あの時の美優の料理は美味かったんだ。

俺は美優と結婚したら毎日美味しい料理食べられるなんて幸せだなぁと思ってたら何か 美優は赤面し佐和子さんはニコニコしてる。

幸輔「えっ?どうしたんですか?」

美優「私が 幸輔さんのお嫁さん・・・いいかも」

佐和子「幸輔さん思ったことを言葉に出す人なのね(笑)」

幸輔「あ 俺 言葉に出してました?」

佐和子「思いっきり ちゃんと聞いたもんね?美優?」

美優「うん♪録音しとけば良かったよぅ」

とご婦人方は キャッキャッと楽しそうに話してるんだ。

俺は 無くなりそうなビールをちびちび飲んでたんだ。

俺は やっぱり思ったことを口に出してしまう男の様でまたやっちまった💧。

でも 美優は喜んでるようだから まぁ良いかぁ。

そんなこんなで 美味しい料理を食べ ビールを父親に付き合ってかなり飲んでしまった。

良い時間にもなっており 帰ろうと立ち上がった。

幸輔「今日はごちそうさまでした 俺は帰ります・・・」

泥酔してるようで足元がおぼつかないのだ 心配した美優が腕を掴んできたんだ。

美優「そんなフラフラで危ないです💦 お父さん お母さん 今日 幸輔さんを泊めたらダメ?」

幸輔「大丈夫 大丈夫 歩いて帰れるよ」

と言ってもフラフラで真っ直ぐな歩けないんだが これ以上初日で迷惑をかけるわけには行かない。

すると 美優は泣きべそかきながら 泊まってってと懇願し始めた。

美優「幸輔さん・・・お願いだから・・・危ないから泊まってって下さい!」

幸輔「うーん・・・」

佐和子「いいじゃない?ねぇ?お父さん」

父「う・・・うん いいんじゃない?」

美優と押し問答してたけど 美優の両親にOKを出されては敵わない。

俺は折れて 今日の所はご厄介になる事にしたんだ。

正直 この状態でアパートまで帰れる自信もなかった。

幸輔「それじゃぁ ご厄介になります」

美優「それが良いですよ♪」

泣きそうな顔が安心した顔になった。

佐和子「美優 幸輔さんと一緒に寝たら? もどすかもしれないから見てなさいね」

父「それは・・・まだはや・・・」

佐和子「お父さん?何か?」ビキビキ

父「何でもありません・・・」

美優「お父さん お母さん ありがとう さぁ 私のお部屋に行きましょ?」

幸輔「う うん」

俺は 美優に支えられ 2階に上がって 美優の部屋に入ったんだ。

美優「大丈夫ですか?」

幸輔「少し気持ち悪いかも・・・」

いつもあんなに飲まないから 物凄く酔ってしまった。

ベット迄たどり着いた時 美優の足に俺の足がひっかかりバランスをうしなってしまっ。

美優「きゃ!」

ぼふっとベットに倒れ込んだ俺達 その光景と来たら 俺が美優を押し倒す感じになった。

幸輔「うーーん・・・」

美優「大丈夫ですか💦」

酔っているせいか 欲求が制御出来ずに 美優にキスしてしまう。

美優「ん・・・んんっ」

幸輔「・・・美優」

俺の手が美優の小さくもなく大きくもない胸に手を乗せていた。

美優「んっ・・・幸輔さぁん・・・」

幸輔「可愛いよ 美優」

俺の言葉に 美優の表情がトロンとしてきて 呼吸も荒くなり 興奮してるようだ。

美優「幸輔さぁん・・・」

幸輔「ぐぅぐぅ・・・」

美優「あ・・・れ?寝ちゃったんですか?」

幸輔「ぐぅぐぅ・・・」

俺は眠気に勝てずに寝てしまった 美優は俺をベットにちゃんとご飯寝かしてくれたんだ。

美優「ちょっとビックリしちゃったけど 初めてのキスが幸輔さんで良かったなぁ♪ それにしても 可愛い寝顔♪」

幸輔「ぐぅぐぅ・・・美優ぅ」

美優「おやすみなさい♪ 幸輔さん♪チュッ♪」

と美優が俺の唇にキスをする感触を感じた。