俺は田舎から東京の大学に入った為 格安(おかしい値段帯)のアパートを借りて住むことになった。

ほかの部屋は 10万していたが そこは2万だった 傍から見ればいわく付き物件なんだけと 安さに惹かれた。

まぁ 幽霊なんて信じないがな!

あっ!ちなみに俺の名前は幸輔な!フツメンで女の子と付き合った事ない 素人DTなんだ ちくしょう。

そんな事を考えながら 夕飯を食べ寝ることにした。

食べ終わり まったり過ごして 寝る時間が来て布団に入り目を瞑ろうとした時 視界の端に何か居ることに気付いた。

幸輔 (んっ? なんだ?)

俺は 顔をそっちに向けると なんとそこには 白装束の若い女性が居た。

幸輔 「うわぁぁぁぁっ!!だれぇぇぇぁああああ!!」

パニックになり 変な悲鳴を上げてしまった。

俺の訳の分からん悲鳴に 白装束はビクッとしていた。

女霊 「きゃっ!」

幸輔 「幻覚だ・・・幻聴だ・・・」

俺は何も見なかった聞かなかったを 無理やり決め込み 寝に入った。

すると 何かの気配が俺の傍に来てるって 来てるよ!!。

女霊 「あの・・・」

幸輔 「幻聴だ・・・幻聴だ・・・聞こえない聞こえない・・・」

女霊 「幻聴じゃないです!」

幸輔 「最近疲れてるから 変なものも見えるし 聞こえるんだな!ねるっ!」

目を瞑ると 傍のそれは 泣きはじめた。

女霊 「ひっく・・・ひっく・・・」

幸輔 (ん?なんだ?泣いてるのか?)

俺が薄目を開けると 目の前にめちゃくちゃ可愛い女の子がポロポロと涙をこぼしてた。

幸輔 「う・・・うーん・・・何かごめん」

女霊「うわぁぁぁん!! やっと私を見える人に出会えたのに・・・さみしかっただけなのにぃ・・・えーーん」

俺は困ってしまって 布団から起き上がり その女の子の前に座った。

幸輔 「ちょっとビックリしたもんだから・・・君はだれ?」

見た感じ まだ中学生くらいの女の子だ しゃくりあげながら泣いてる。

女霊 「分からないんです・・・気づいたらここに居て・・・」

幸輔 「そうなのかぁ・・・名前はわかる?」

それを言うと その幽霊は 頬をぷくっと膨らませた。

女霊 「聞いた人が最初に自己紹介が筋です!」

幸輔 「あっ!ごめん! 俺の名前は 幸輔だよ」

女霊 「幸輔さんですか♪ 私は美優です♪」

美優と名乗った幽霊は さっきまで泣いていたのにもうニコニコと笑ってる。

笑うとめちゃくちゃ可愛く見えた。

幸輔 「うーん 困ったもんだなぁ・・・」

美優 「ごめんなさい・・・名前しか今は分からないんです」

幸輔 「出ていって貰えますか?」

美優 「ここから外に出れないです・・・」

マジかよ・・・俺のサンクチュアリがぁ・・・一人でできないやん・・・。

仕方なく 俺は布団に潜り込む 難しい話は明日だ。

美優 「もう寝ちゃうんですか?ふぁ・・・私もねよぅ〜」

なんだ?幽霊でも眠くなるのか?。

美優 「失礼しますー♪」

モゾモゾ

幸輔 「って!なんでぇ?!」

美優 「大丈夫です! 私幽霊なんで透き通るので!」

いやいや そういう問題でなくて なんで俺の布団に入るのかって事。

目の前に 可愛い笑顔があるちょっと興奮したけど理性を保った さわれねーし。

んで 何か変な感触がする。

幸輔 「服に感触があるけど・・・なんで?」

美優 「服とかは何故か 触れる見たいです 幸輔さん 服脱いでください!」

幸輔 「布団から出てけー!」

美優 「そ そんなぁ・・・くすん」

美優は 泣きべそをかきながら 布団から出て 体育座りしながら見つめる。

幸輔 「うっ・・・そんな瞳見るなよぉ わかったわかった おいで?」

そう俺が言うと 美優が目をキラキラさせながら 布団に潜り込んできた。

俺にぴとっと身体を寄せてきた 触れないんだけど温もりを感じた。

そして、 夜が開ける つ・・・つかれた・・・。