「あ、うさぎゃちゃんおはよ!」



「え、、あ、椿君!おはよう」


昨日アオ君から色々な情報を入手できたし


今度こそ友達になろう!なんて思ってると、金髪くんに話しかけられる



「ん?なんで名前知ってるの?」







咄嗟に出てしまった…



「…えと、ごめんね?昨日アオ君と一緒に帰った時色々聞いたの。凪ちゃんの事とか」


え?なんて顔をする椿君


「ちょっと待って、アオが女子と帰る??え??なにそれ夢じゃないの??」



「ま、まさか!多分、現実だよ!ちゃんとクレープの味も覚えてる!」



変な事言っちゃった…



「え?クレープ?更にありえないんだけど!」



「ほんとだよっ、、な、なんで信じないの?」


ありえないと呪文のように唱えてる椿君にそう聞く


すると、急に顔が近くなる


背を低くしてくれたのかな?


「なんでって、アオは女子の前に、男子ともろくに話したことないぜ?」



椿君はそう言いながらまた足を伸ばし、カバンを肩にかける


「女子となんかは話してる姿みたことねーし。あ、唯一あるのは告白の時だな」


よく見かけんだよな、あいつの告白されるシーン


なんて面白がってる


「…確かに教室でも話してるのは見ないかも」



「はは、だろ?中学ん時あいつと友達になんのは苦労したしなー」



「え?」