記憶を失くした少女【完】





次の日の放課後は萌ちゃんを誘って、商店街のお買い物しに訪れた。


買う物は下着と水着と………………やはり、オシャレな服は欠かせないよね!


服はもちろんBelize♪新作のワンピースだったり、袖がフリフリした服だったり……………………ほんと可愛すぎる!!!


花柄の青色スカートもいいし……………この青緑色のヒールもいいし…………。


「あら!また来てくださったんですね♪」

鏡の前で手に取った服を自分に当てたりしていると、お店の奥から前に接客してくれた若い女の店員さんが声をかけてきた。


「ご無沙汰してます………///」

もはや行き過ぎて、顔を覚えられてるとは……だいぶ恥ずかしい。


「ほんとここの服って可愛くて、ナチュラルで…………値段はまぁ若干はあるけれど、それでもすっごく好きなんですよねぇ~!」


他の服屋にも行こうとは思うんだけど、ここでお金使っちゃうから行けなくて…………………。


「そう言ってもらえると、とても嬉しいです♪あら?お隣はお友達さんですか~?」


「そうです!学校の友達です」

こうやって女友達と服屋でお買い物とか、憧れてたんだよね…………!!


「可愛いわねぇ~!!!お人形さんみたい♪あ、今日は何かお探しで?」


「えっと、この間は白のオフショルダーとかデニムのズボンとかを買ったんですよ。それで、今度は女の子らしいスカート系が欲しいなって………」

同じやつばかりあっても困るしね………。