「ねぇ、大平くん」


「ん?」

「あの時の男の人と、また会えるといいね」


それがあって、今のRYUSEIがあるんだし。


叶ってほしいな。

まぁ、そんな強い人と喧嘩して怪我とか負ってほしくはないんだけども……………………。


「ん~……、あれは中学の時だったからソイツは恐らくもう25歳ぐらいの叔父さんになってそうだけどな~(笑)今なら勝てるな」


「とかいって、またフラッシュバックして動けなくなるんじゃないの~?(笑)」

「はぁ!?次は俺だって戦うし!!」


「ほんとぉ~?(笑)」

そんな事を2人で笑い合いながら話した。


気づけば午前中の授業は終わっていて、ここに集まる予定もないが、次第にRYUSEIのメンバーが集まり始めた。