鈴said

僕は今学校に向かっている

と言っても新しい学校だけどね

前の学校では教師を殴って停学

そのあと正体がバレて退学になった

正体って言うのは

世界No.1の組長であることと

世界No.1財閥の社長であることがバレたから

あぁ僕は家族はいない......っても組員とかはいるけどお母さんとかは小さい頃に事故で亡くなった

宮「着きました」

『(コクン)』

宮「気をつけてくださいよここにはあの有名な琥珀という暴走族がいるので」

『宮......一緒に......』

宮「クス...はい」

僕達は一緒に理事長室に行って説明を受けた

宮「じゃあ私はここで終わったら電話をそれとなにかあっても電話をしてくださいね」

『(ヒラヒラ)』

僕は宮に向かって手を振った

さて僕がいくのは2年S組だったはず

ここの学校はA組からS組まであってその中でも一番上がS組だとか

まぁ興味はないけどね

適当に歩いているとS組と書かれた眼の前に先生が立っていた

先「お前か?新しいやつは」

『(コクン)』

先「あぁ理事長から話は聞いてる無理して喋るなよ」

『(コクン)』

僕はそんなに緊張もしないで席についた

キーンコーンカーンコーン

ベルがなった途端女子が僕の所に集まってきた

女「可愛い!!!鈴様!彼氏入るんですか?」

『(フルフル)』

女「お声を何で出さないんですか?」

僕は紙に

゛お母さんに喉を大事にしなさいと言われて声を出していません゛

と書いた

女「そうなんですか!?でも絶対お綺麗よね!」

女「すみませんがちょっとだけおしゃべりに」

まぁいいか......

『(コクン)』

女「ありがとうございます!」

『今日から宜しくね』

シーン

何でシーンとなるの?

女「キャーーーーー♥可愛らしい声だこと!私!鈴様のファンクラブを作ります!」

女「私も入る!」

私は紙に

゛ちょっと探検してきますね゛

と書いた

女「はい!どうぞごゆっくり!」

僕は探検はしないで屋上に来た

ここは太陽が眩しいな......

僕は持っていたタバコを吸いながら考えていた

そういえば今日は会議があるな......

ギギィー

誰か来た......

?「蓮〜?誰かいるよ?」

?「あっ?女かよ...」

?「あなた誰ですか?」

僕は振り返った

?「鈴!?なんでここに」

!?

僕も驚いたそこには幼なじみの雪がいたから

『雪......』

雪「良かった....鈴」

雪は僕に抱きつくとそういった

?「雪〜そのかわい子ちゃん誰か知ってるの?」

雪「あぁまず自己紹介するか」

蓮「蓮......琥珀総長」

潤「潤幹部です」

春「春!幹部だよ〜」

夜「夜......幹部」

秋「秋!幹部!」

雪「俺は雪琥珀の副総長次は鈴だよ」

『......鈴......』

雪「頑張ったね」

『(コクン)』

蓮「で?お前なんでここにいる」

僕は空を指さした

潤「空ですか?」

春「見に来たの?」

『(コクン)』

秋「そうなんだ」

雪「前と変わらないな身長が伸びたくらいだな」

『(コクン)』

夜「お前噂の転入生だな」

『噂......』

雪「天使のような人がいるってね男子に変な目で見られなかった?」

『赤い......ナンパ?......』

雪「ナンパされたの?誰!?そいつ殺す!」

僕は総長を見つめた

蓮「落ち着け......雪」

プルルルルルル

雪「誰の?」

蓮「違う......」

潤「違います」

春「違う!」

秋「違う〜」

夜「俺じゃない」

蓮「お前のじゃないか?」

総長に言われ見たら僕だった

ピッ

宮「今どこですか!?」

僕は電話を雪に渡した

雪「宮さん?」

宮「あれ?雪さん!いまどこにいるんですか?」

雪「屋上ですよ?」

ピッ!プーップーッ

雪「切れた」


バタバタバタバタ!

ガチャ!

宮「鈴様!大丈夫ですか!?」

『(コクン)』

宮「この人達は?」

『雪の友逹......』

宮「そうですか...帰りましょう」

『(コクン)』

僕は扉の前まで来て

『雪......これからよろしく......』

雪「安心しろよ」

安心ね......

宮「今から回収に行きますね」

『あぁ......宮.....琥珀の情報』

宮「はい...琥珀は世界No.2の暴走族で今の総長達は歴代最強だとか幹部達は全員女嫌いだそうででも掟では姫を作らないと行けないみたいで今探してるんだとか」

『姫......ねぇ』

宮「大丈夫ですか?雪さんと久々に会って」

『驚いた......あいつ泣きそうだったぞ』

宮「まぁそうでしょうね」

『面白くなりそうだな』