教室に着いた私は一目散に親友の菊池 玲ちゃんのところに駆け寄った。 「おはよう!!」 「お、涼花おはよ。朝から元気ね」 玲ちゃんが笑いながら言った。 「えへへ、今日起きたら8時過ぎてて、遅刻するかと思って、ほんと焦ったよ〜」 「よくその時間で間に合ったね」