〈side涼花〉

やばい!遅刻する!!
時計はもう8時を回っている。

私は高速で着替え、荷物を持って階段を駆け下りた。


「あ、涼花おはよ。」

「おはよ祐ちゃん、ごめんちょっと待ってて」