「…分かった。大好きなアー君を助ける為だもん!
アー君に私がどれだけ好きなのかを思い知らせないと!!

ハクア君。それで私は何をすれば良いの?」

ミルカは既に気持ち良いくらいに吹っ切れていた。


「うん、それをこれから説明するよ。
アルを救う方法…世界を救う方法を…」

(相変わらず、こうと決めたら一直線に突き進むんだね…。昔から何にも変わらないんだね…。

うん…二人の未来は守るよ…そうすれば僕にも救いがあるかもしれない…)