___チュンチュン

もう朝かぁ…はぁ。学校行きたくないな~

重い体を無理やり起こして、ハンガーに引っかかってい

る制服を取り着替える。これが私の毎日の日常。1階に

降りて顔を洗い、テーブルに置いてある朝ごはんと置き

手紙を目にする。

「またか…。どうせ私のことなんて何とも思ってない」

涙を流しながら朝ごはんを食べて、家を出る。

家から学校まで歩いて20分くらいの場所。

毎日学校までは1人で歩いている。私には兄妹がいな

い。元々私はあの家の子供ではないから、両親とも私に

は興味が無い。空っぽの家。思い出なんて何もない。

考え事をしていたら学校に付いていた。

教室に入ると周りから冷たい目で見られる。机の中には

紙くずやバラバラに切り裂かれた教科書。呆れる…笑

つまらない生き方だな~~。