「んで、ふたり暮しすることになったわけ」


「そーだったんだ!たまに遊びに行くね!」


「奈々が来てくれると嬉しいよぉ〜!!!」 ガラッ


「実行委員のふたりー!種目何するか決めてくれ」


先生が私達にそう言った。

私達は前に言ってみんなの意見を聞いていた

なのに…


「蓮くんかっこいい〜!」


「蓮くんと同じがいい!」


「蓮くんの声すき!」


女子の一部がずーっと“蓮くん蓮くん”って!


「蓮くんという種目はありません!!!!」


言いきったわ!


「ぷっ」


「なっ!なに笑ってんのよ!」


黒木蓮が私を見て笑っていた


「だって、すっげー言いきった!みたいな顔してるから」