「うおっ!?」


葉月が俺の腕にしがみついた


「あ!ご、ごめん…」


「お前、雷怖いのか?」


今もガタガタ震えてるし


「こ、怖くない…!」


こいつ!この状況でも強がるか!?


「はいはい。怖くないんですねー。じゃあ俺帰るわ」


「え!?」


ちょっといじめてみよ(笑)


「こ、怖いから。一緒にいて…」


「っ!/////」


「???」


今のはやべぇだろ!

この部屋暗くてよかった。

ってかいつもこれだったら可愛いのにな


「やっぱり怖いんだな。はい」


俺は葉月に背中を向けてしゃがみこんだ


「の、乗れって言ってるの!?」


「ずっとここにいる気か?」