全然わかんねぇ。

とりあえず行くしか! バンッ!

俺は葉月のカバンをもって第2倉庫へ走った


「ここか…」 ガチャ


「停電か?葉月?いるか?」


「ヒック く、黒木蓮…!」


「葉月!!!」


葉月は真っ暗の倉庫でひとり、うずくまって泣いていた。


「おい。大丈夫か?」


「だ、大丈夫…」


絶対大丈夫じゃないだろ

こいつの事だからどうせこの姿見られたくないんだろな


「立てるか?」


「う、うん」


とは言ったものの、中々立たない葉月。


「おい、葉月?」


「こ、」


「こ?」


「こ、腰が抜けて立てない…」 ピカッ ゴロゴロ!


「きゃあ!」 ぎゅっ