となりのあいつ。

ん?

誰かいる…?

誰?


私はうっすら目を開けて見ると

黒木蓮が私の頭を撫でていた。


黒木蓮?


顔よく見えな…


「えっ/////」


つい声を出してしまった。


「お、起きて…!?////」


な、なにあの顔…////

さっき見た黒木蓮の顔は

まるで愛しい人を見る顔をしていた…////


「か、帰るぞ!///」


「うん!」


少しでも、好きって言ってくれたのは夢と思った事もあったけど、あんな顔見たら夢じゃないんだって思った。


「ふふっ」


「なに笑ってんだよ」


「秘密」


「???」 ガチャ


いつも通り、黒木蓮が先にお風呂入っている間にご飯を作った。


「黒木蓮〜ごはんできたよ!」