俺は今、風呂から上がったから葉月を部屋に呼びに来た。

でも…


「え、そうなの!?」


「うん。優はどうする〜?」


葉月は佐々木と電話している。

また佐々木だ。


「え!?す、好きなのかな?」


なんの話をしているのか全然分からない。

もしかして、佐々木のことが好きなのか?

俺はどうすればいいか分からないまま、ずっと立っていた


「わかった。おやすみ。」


佐々木との電話が終わったみたいだ。 ガチャ


「わっ!びっくりした!」


「風呂空いたから呼びに来た」


結構前からここにいたけどな…


「あ、そうだったんだ!お風呂入るね!」


こいつに好きな奴がいるのかすごく気になる。


「なぁ」


「なに?」


「お前、好きな奴いんの?」