好きだよ。

「話…なんだけど。。」

ついに放課後になり、皐月は私を人気のないところにつれてきた。

「うん。話ってな…」

そう言いかけたところにみゆちゃんがやってきた。

「あれー?皐月くんと友萌ちゃんじゃん!」

みゆちゃん…最悪だ。私は今皐月と話したいのに。。

「みゆ…今はどっかいってほしい。」

皐月の言葉にいきなりみゆちゃんはなきだした。

「さつ、きくん、、わたしの、彼氏だっ、たのに、、」

またまたこんな漫画みたいなシュミレーション。。ほんと疲れる。

「あの、、みゆちゃん?」
「もとはと言えば友萌ちゃんが悪いんじゃないの?私の皐月くんとって…」

皐月はみゆちゃんをにらんだあと、私の方を見て心配そうな顔をしてくれた。

「みゆちゃん。今からいうこと聞いててくれない?」

それが私の精一杯の言葉だった。



「皐月、好きだよ。」



みゆちゃんはビックリしていた。皐月は…


「お、れも。てゆーか俺告白しようと思ってて…」




…うそでしょ!?

「なによ。それ、ほんと、なによ。なんなのよー」

みゆちゃんはそう言うと走っていってしまった。

私と皐月が両思い。。

「皐月。あのっ…」

私はなんかわかんないけど、泣きそうになった。
ほんとにこれは現実?女の子なら誰もがしてみたい恋を私はしている気がする。

「さつ…さーくん、付き合お。」

皐月はもちろん、

「うん。付き合お、友萌。」



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あのあと、優希くんとりんに付き合うことを言った。優希くんは泣きながら喜んでくれた。りんは『よし!私も頑張るぞ』と今まで以上に智希くんと喋るようにしていた。



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