「疾風、彩菜ちゃん!写真撮ってあげる!」 そう言って目の前にカメラを持ってきた母さんたち。 「わー!有難うございます!」 嬉しそうな彩菜に、写真を撮られるのが嫌いな俺も、なんだか嬉しくなる。 彩菜といると、嫌いなことさえ好きになっていくような気がする。 「あ、もっと寄って!」 「もっとだってば!」 ギリギリまでくっついてるのに、まだくっつけと言う母さんたち。 や、これ以上どうくっつけと?