「おお、すげぇやっぱカッコいいな…」
ジュンさんはお店につくと、早速洋服を物色している。
真夏だっていうのに高そうな革ジャンを何着も着てみたり、シャツや小物まで色々見ている。
お店いっぱいに洋服を広げて、エイジ君にどう思うって相談なんかしている。
物怖じせずこっちが良いとかこれはどうかとかアドバイスしてる彼の姿がなんだかかっこいい…
私はそんな様子を横目に、用意してくれていたお客様用の椅子に座らせてもらって、ディスプレイされていたモニターから流れるパンクバンドのライヴ映像を見ていた。
ジュンさんは結構優柔不断なんだってお父さんがよく言ってたから、時間かかるかもなって覚悟していたけど、意外とてきぱきと決めているっぽい。
「じゃあ、こっからここまでください。」
お金持ちの人が言いそうな台詞をさらっといって、シャツを何着も購入していた。
「あ、これとこれは、プレゼント用に包んでください。」
ジュンさんは年下の店員さんや高校生のエイジ君にさえ、丁寧な言葉を使う。
芸能界トップに居続ける人は違うんだなって思った。
他の店員さんも手伝って、たくさんの服を丁寧に包装して紙袋に詰めていると、ジュンさんは財布を取り出して真っ黒のカードで支払いをする。
「桃ちゃんごめんね、付き合わせちゃって。そういえば今日はカズも家に居るだろ?」
そういわれて、私と入れ違いに起きてきたお父さんを思い出した。
「ちょっと渡したいもんがあるから、よっていいかな?ついでに送ってくよ。」
かなりの量の服があったので、岩渕さんの指示でエイジ君も荷物持ちとしてジュンさんの車の止めてある駐車場まで付き添ってくれた。
「ありがとな。桃ちゃんは俺にとっても娘みたいなもんだからさ、これからもよろしくな。」
エイジ君はハイとハッキリ答えて、しっかりと握手していた。
ジュンさんはお店につくと、早速洋服を物色している。
真夏だっていうのに高そうな革ジャンを何着も着てみたり、シャツや小物まで色々見ている。
お店いっぱいに洋服を広げて、エイジ君にどう思うって相談なんかしている。
物怖じせずこっちが良いとかこれはどうかとかアドバイスしてる彼の姿がなんだかかっこいい…
私はそんな様子を横目に、用意してくれていたお客様用の椅子に座らせてもらって、ディスプレイされていたモニターから流れるパンクバンドのライヴ映像を見ていた。
ジュンさんは結構優柔不断なんだってお父さんがよく言ってたから、時間かかるかもなって覚悟していたけど、意外とてきぱきと決めているっぽい。
「じゃあ、こっからここまでください。」
お金持ちの人が言いそうな台詞をさらっといって、シャツを何着も購入していた。
「あ、これとこれは、プレゼント用に包んでください。」
ジュンさんは年下の店員さんや高校生のエイジ君にさえ、丁寧な言葉を使う。
芸能界トップに居続ける人は違うんだなって思った。
他の店員さんも手伝って、たくさんの服を丁寧に包装して紙袋に詰めていると、ジュンさんは財布を取り出して真っ黒のカードで支払いをする。
「桃ちゃんごめんね、付き合わせちゃって。そういえば今日はカズも家に居るだろ?」
そういわれて、私と入れ違いに起きてきたお父さんを思い出した。
「ちょっと渡したいもんがあるから、よっていいかな?ついでに送ってくよ。」
かなりの量の服があったので、岩渕さんの指示でエイジ君も荷物持ちとしてジュンさんの車の止めてある駐車場まで付き添ってくれた。
「ありがとな。桃ちゃんは俺にとっても娘みたいなもんだからさ、これからもよろしくな。」
エイジ君はハイとハッキリ答えて、しっかりと握手していた。


