負けないで

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「あ、愛桜!おはよー!」

声をかけてきたのは愛結羽

『おはよ!』

愛結羽が来てるってことは南香もいるのかな?

「ね、ねぇ...。昨日、転校生の子と言いあいしてた理由...聞いたらダメかな?」

きっと彼女も勇気を出して言ってくれたのだろう。

手が震えてる。

でも...

あいにく私には話せる勇気がまだない。

『ごめん。まだ、話せる勇気がないの。いつか...いつか、話すから...』

「そっか。ごめんね?思い出したくないことだった?ほんとにごめん。」

愛結羽は悪くない...

話す勇気すら持てない私がいけないんだ。

「愛結羽ー!愛桜!!おっはよー!」

気まずい雰囲気の中声をかけてくれた千紗。

いつも、変なタイミングでって思うけど、今日はありがたいわ!

『おはよぅ!』

「はよ。」

しばらく3人で話してると

『あ、南香...。おはよ。!』

いつまでも、ウジウジしてたら前になんて進めないよね?

「愛桜...。おはよ!!」

南香はびっくりしたように顔を上げ、笑顔で答えてくれた

「(・д・)チッ」

え?

愛結羽が舌打ちした?