え?

ほんとに私ですか?

『アノホントニワタシデスカ?』

「なんで、片言やねん!」

うっさいわ!

ほんと、馬鹿な悠貴!

ボケ!

『あの、私、もう、部活に入ってるんで、、』

「はぁ??愛桜、お前、何部やねん!」

『家庭科部ですがー?』

これで、もう、誘えないでしょ!!

「ん?新太(あらた)、お前の彼女、家庭科部だったよな?」

「ん?あ、皐月(さつき)か?あー、そーいえばそーだったわ!皐月に頼もかー!」

え?

皐月先輩の彼氏さん!?

『あの!皐月先輩の彼氏さんなんですか??』

「ん?あぁ!皐月の彼氏の櫻(さくら)新太です!よろしく!」

うわぉ!!

皐月先輩の言ってた通り完璧な彼氏さんだ!

皐月先輩が、自慢したくなるのもわかる!

「ん?皐月、何を自慢してたんだ?」

『え?』

「ちょっと!愛桜!それ言っちゃダメじゃん!」

ー?

私、声に出しちゃってた?

『皐月先輩が、部活で彼氏さんの自慢してましたよ!』

はい!

私、OUT!

だって、言いたいじゃん!

こーゆーの!

黙っとけって言われたけど、、