紗栄子を壊してやりたい。 ぶっ壊して、怒りに満ちた顔を引き出してやりたくなった。 三田紗栄子は指名手配犯。秘かに私の憧れていたモンスターだ。 モンスターには、モンスターで在ってほしい。 紗栄子がただの女になってしまうと、憧れが嘘になる。 自分を否定することになる。 そんなのは嫌だ。