リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲む。






「飯だぞ。」



紗栄子が部屋に入ってきた。



「配膳くらい、自分でやれ。」



クリームシチューとフランスパンの乗ったお盆を紗栄子が乱暴にベッドに置いて、その脇に座り、電子タバコを吸った。



紗栄子はいつもと同じ紗栄子で、そんな紗栄子を見ていると、私もいつもの私で居られるような気がした。