流星群に願いをこめて





陽和「さ、食べよ──」



龍生「俺、なんかチカって聞いたことあるような…。」



一華「うそっ!?
それ、ほんと!?」



龍生「確か昔瑞希の元カ──」



凌雅「藍姫の元姫。」



龍生「そうそう!
確かそうだった気がする!」



元姫…?


まず姫ってなに?


藍姫の姫って…どういうことだろ?



陽和「お前らは…。
…一華ちゃん、これからの事は絶対に外に漏らさないでね?
漏らしたときにはどうなるかわからないからね?」



はぁっと息を吐く陽和君の視線が私に向く。


その視線はいつもの陽和君ではなくて。


いつもより、いや、いつも以上に。


陽和君の視線が冷たかった。



陽和「一華ちゃんわかった?」



ああ、これが本当の彼の本性なのかもしれない。



その時の私は陽和君がいつもの陽和君と変わりすぎて頷くことしかできなかった。