そう思った時、奥の扉がギィィィと開く。
そして静かな空間に静かな足音…じゃない。
バタバタバタバタと、走る音が遠くから聞こえる。
陽和「さ、一華ちゃん来るよ。」
一華「な、何が来るの!?陽和君!
この、足音は!?龍生は!?」
凌雅「死んだ。」
一華「ちょ、ちょっと演技でもないこと!」
私たちがこう話している間にも足音は大きくなるばかりで。
もしかして、これ無断で入ったから幽霊が呪ってやる!とか思って出てきちゃった!?
それなら、私たち早く逃げた方が!!
「ウォォォオ!」
一華「ギャアアアアアア!」
男の人の唸り声みたいな声が聞こえ思わず誰かにへばりつく。

