〜 結局あのまま私は眠りにつくことはなかった 布団の中でただこの数日を反芻していた 最初に浮かぶのは修也の顔。 でもそのあとに浮かぶのは乃々の笑顔だった たった数日で 私は家族よりも友達よりも信頼している人ができて 『ひとりだよ』 突き放された けれど… 反芻しているうちに気づいてしまった 私も、そんなに馬鹿じゃあない 乃々の言った言葉 ぜんぶが 嘘じゃないってことに 『私がそばにいる』 『あなたはひとりだよ』 きっと2つとも本音で きっと2つとも真実なんだ