「っ…!」 勢いよく振り返ると 後ろではもう1人の“私”が微笑んで立っていた 私の服を着た姿はますます私に似ていた いや私その物だった 「ねぇーマスクとかある? 化粧するの面倒だし、おんなじ顔が歩いてるのはダメでしょ」 もう1人の“私”はいつも通りで。 少し怖いと思った事は言えない きっと、見間違いだったんだ 「う…うん。まって、部屋にあるから」 「ん、わかった。代わってくれる?」 水を止めて私は場所を代わる 「私、先に部屋に行ってるね」 「りょーかい」