楓と会わなくなってから、もう10年が経った
私からすれば10年なんて一瞬だった

けど、時が過ぎても私の楓に対する思いは変わることはなかった

私はずっと楓の面影を探していた

咲良「あーあ、楓ももう17歳かあ...かっこよくなってるのかなぁ」

私は楓と初めて会った神社の木の上で独り言のように呟いた