愛のメロディー

「塚田 真緒[つかだ まお]です」




すると先生が拍手しながら




「じゃあ、好きなことは?」




と続けて聞いてくれた。




「絵を書くことです」




もうボクは恥ずかしさのあまり
顔が赤くなっていたに違いない。




ボクは
少しだけ顔を上げて
有優ちゃんの方を見た。




すると有優ちゃんは
ニッコリと笑ってくれた。



それだけでボクは
空も飛べそうな気持ちになった。




ボクにとって
お母さんを頼らずに
頑張れたのは今日がはじめてだった。