かわいいあの子


私は電車で3駅。みっちゃんは2駅。
薫くんは学校から家が近いから徒歩通学。

駅の方向と同じだから途中まではみんな一緒。




放課後私とみっちゃんが見たあの人だかりのことを薫くんに話すと、心底嫌そうな顔をされた。



「…す、すごい嫌そうな顔するね。」


「当たり前。所詮外見で判断してるような奴ばっか。それに俺……。」


「ん?」


何か顔についてるかな。



「……いや、何でもない。」








「苦労するねぇ、従姉弟くんも!」


なぜかみっちゃんが笑ってる。



「みっちゃん?!」


「ごめんごめん、行こ紬!」


「待って、みっちゃん~!薫くんもはやく来ないとおいてくよ~。」



少し俯いてなぜか顔が赤い薫くんに声をかけて、みっちゃんを追いかけた。