「で? あの公園にいたホントの理由はなんなの?」 「えっ…」 雅ちゃんの鋭い目つきにドキッと心臓が跳ねる。 「親とケンカしたって、ウソでしょ?」 な、なんでウソだってわかったの?? もしかして、雅ちゃんエスパー!? って、そんなこと言っている場合じゃない。 なんとかごまかさないと! 「な、なんでそう思うの……??」