好きになっちゃ、ダメなんだ。


この部屋はまさに"女の子の理想の部屋"といってもいいくらい!




「ちょっと、そんなに見ないでよ~」



私が部屋中を見渡していると、照れくさそうに雅ちゃんが口を開く。




あ、いけないいけない…



あまりの可愛さについ見とれてしまった……




「ごめん」




「じゃ、そこ座って?」




雅ちゃんが白い丸テーブルを挟んだ自分の向かい側を指差した。




私はそこへとゆっくり腰を下ろす。