私も、いつまでもココにいるワケにもいかないし…… 迷った末に私は雅ちゃんに甘えることにした。 「じゃあ、お邪魔してもいい?」 私がそういったとたん、今までふてくされていた雅ちゃんの顔が パァッと明るくなる。 「よし! じゃあ行こう?」 勢いよく立ち上がった雅ちゃんに続き私もブランコから立ち上がると 雅ちゃんと共に彼女の家を目指して公園を出た。