好きになっちゃ、ダメなんだ。


「大丈夫、雅ちゃんのお家の人にも悪いし。」



すると、雅ちゃんはふてくされた顔をして、私のカバン置いてあった




ブランコに腰をかけた。




そして、雅ちゃんは私のカバンを自分の膝に置く。



「み、雅ちゃん……?」



「雫が、行かないなら、私もここにいる。」



「え!?」



私の声が静かな公園内に響く。



ココにいるって………



帰らないってこと?