てをつなごう

互いの自己紹介を終えると、新たな疑問が浮かぶ。
早『ねぇ、悠真。私はなんでここにい るの?』
悠『覚えてないのか?お前、城の庭に倒れてたんだ』
早『そっか。助けてくれたんだね。ありがと』
悠『おぅ。』
お礼を言った私に悠真は、子供みたいに無邪気に笑った。