夢にも思わなかったんだ…
あんな世界があるなんて。


いつもと変わらない朝だった。
早希は親友の茅と歩いていた。

そこに一台の暴走車が…
ーーキィー
『茅っ!…』

咄嗟に私は茅を庇った。
そのあとの記憶はなにもない…