私は恐る恐る屋上へ向かった。

そこにはあいつがいた。

「ももちゃんこっち!」

私はあいつの方へ行った。

「俺の話を聞いてほしい。」

あいつは真剣な顔をして話していた。

「俺はももちゃんが大好き。
だから俺と付き合って欲しい。」

「えっ?」

昨日少しづつでいいっていわなかったっけ?

「急なのはわかってる。でも今すぐにでもももちゃんを彼女にしたいって思った。」

私は決めた。こいつの気持ち受け止めようって。

今までこんなこと言われたことなかった。

友達もいなくて話してくれる人もいなくて。

でもこいつが来て私は変わった。

学校が楽しいって思えた。

だから私はこいつといたい。

「いいよ。」

「えっ?まじ?ほんと?」

「うん!」

こうして私たちは付き合うことになった。

まだ会って二日しかたってない。

でも好きになっちゃったんだから仕方ないよね。

この人に出会えてよかった。

「ももちゃん。もう一つお願いあるんだけどいい?」

「うん。いいよ。」

「俺のことはやとって呼んでほしい。」

私名前で呼んだことなかった。

「わかったよ。はやと。」

「ありがとな!ももちゃん目瞑って。」

私たちは初めてのキスをした。

はやと。私を選んでくれてありがと。