茅慧side

目が覚めたらそこは病室だった。

真っ白な天井。腕から何本も伸びる管。心電計から聞こえる規則正しい音。

茅「そうだ……私倒れたんだ…」

重い体をゆっくりと起こす。

茅「…っ!?」

頭に酷い痛みが走った。咄嗟に頭を抱
え込む。