たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる

「おい、穂花、傘させよ!」

コンビニから急いで出てきて遼は傘を拾った。
遼は、自分が着ている紺色のカーディガンを脱いで私に着せた。


「いいよ、カーディガン着なくて。」
私が無愛想に言うと


「ブラウス透けてるだろ。」
と顔を赤くして言った。
もうどうだっていいって思ったけれど、いざ彼氏に言われると恥ずかしくなってきた。

「/////」