たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる

泣いてばっかりじゃなんも始まらないしかわらないよ。私は叶奈と別れた後に真っ先に向かったのは床屋
「バッサリお願いします。本○翼ちゃんみたいな髪型にお願いします。」
と言い、ずっと目を瞑っていた。
遼との思い出と一緒に髪も床に切り落ちていくのが分かる。

――――――――――――――さようなら――――――――――――
「出来ましたよ」
瞑っていた目を開けて鏡を見るとそこにはまるで別人のような自分がいた。
「髪型だけでこんなに人が変わるんですね!ありがとうございます!」
私は床屋を出てうちに向かった。