そして、『瞬気』で来たのは勿論、競技場。



うわぁ、すっごい人…


まぁ、そりゃそうだよね。


EからSクラスまでが揃うんだから。





ん?まてよ、なんで寮決めなのに競技場?




気になったので、近くにいた優弥に聞いてみた。





結愛
「ねぇ、なんで寮の部屋を決めるだけなのに競技場に来るの?」




優弥
「は⁉︎
それも知らねぇのか?」



私は、コクリと頷いた。



だって、いきなり行けって言われたから勉強で必死だったんだもん!


この学園の事を調べる余裕なんてなかった。



優弥
「はぁ。
なんで、競技場に来るかっていうと
ここでバトルをして成績が良かった者は特別寮に入れるって事だ。」




結愛
「え⁉︎
バトル⁉︎」



それに、特別寮って⁉︎



優弥
「まぁ、説明があるから聞いてろ。
後、特別寮はちゃんと案内係がいるから安心しろ。」



そう言って、優弥は微笑んだ。



ドキッ



ん?今の何かな?

え、病気?


まぁ、大丈夫でしょ!