先輩。

あの日のように体育館で待っている。


「胡桃ちゃん、久しぶり。」

「高橋先輩。前はすみませんでしたっ!」

「俺こそごめんね。もう、近づかないから」

そう言って高橋先輩は私の元を去ろうとする

「先輩!私会えない間ずっと
先輩のこと考えてました!」

「え?」

「というか、先輩のことしか
考えられなかったんです!」

「…っ」

「先輩、私!」

またキスされて、口を塞がれた。