「はいはい、なんでもいいわよ」 そんなことを言いながら、朱莉は手際よく私の髪をいじっている。 普段は長くて邪魔だからとくくっている髪をおろして、ゆるく巻いていく。 「こんな綺麗なロングなんだから、くくってるだけなんてもったいないのよ」 「そうかな...」 ものの数分で髪全体を巻き終えた後、 化粧にうつる。 「私あんまり化粧したことないかも」 「元が悪くないから、あんまり濃くしないほうがいいわね」 「そ、そうかな...?」