どうすればいいかわからず、 とりあえず彼女に近寄った。 泣いている彼女を見て不謹慎だけど やっぱり可愛いななんて思っている自分。 ほんとどうしようもない。 ずっと目を擦っているせいで目が腫れてきている。 どうにか落ち着かせようと思って 背中で軽くトン、トンと拍子を刻む。 だんだんと彼女の息は整い、 だいぶ落ち着いたように見えてきた。 「やっと落ち着い…」