それからはできるだけ無心で働いて できるだけ彼女の事を考えないようにした。 そしていつものように、 河本さんに彼女とのことをいじられ、 彼氏の話題に逸らしているところで上がりの時間がとっくに過ぎていることに気付いた。 運がいいのか悪いのか、 今日も彼女と上がりの時間が同じだ。 あの話題に触れられないように、休憩室にいる時間は最小限に抑えよう。 いやまて、河本さんと話をしていたおかげで もう彼女は帰ってしまったんじゃ…?